アメリカから輸入する形でMMTが注目を集める中、経済学者松尾匡さんの反緊縮経済政策に対する関心が高まると共に、下記のような批判的論調も出ています。
田代秀敏氏が解説❗️明石vs松尾論争】国民に金をばら撒いたら❓預金かタンス貯金になるだろう
異次元緩和とマネタリーベースの積み上げで国債暴落&ハイパーインフレ?(明石順平Vs.松尾匡)
田代秀敏氏が解説❗️明石vs松尾論争】国民に金をばら撒いたら❓預金かタンス貯金になるだろう
異次元緩和とマネタリーベースの積み上げで国債暴落&ハイパーインフレ?(明石順平Vs.松尾匡)
MMT論者は歴史的事実を無視している」!松尾匡・立命館大教授らが主張するMMTの難点を明石順平氏が指摘!岩上安身による『データが語る日本財政の未来』著者・明石順平弁護士インタビュー19.5.29
これらの批判の論者が松尾匡さんの「反緊縮経済政策」をどの程度理解した上で論じておられるのだろうか、という疑問が残ります。松尾匡さんの「反緊縮経済政策」を批判する場合、最低でも松尾匡さんが記した「反緊縮経済政策Q&A」を熟読した上でご自身の意見を対置する形で論じて頂けないかと考え、以下に纏めてみました。
Q1: 国と地方の借金がGDPの二倍以上に達しているそうですが、あんまり多すぎませんか?
Q2:日本政府の借金は、国際的に見て多いのではないですか?
Q3:インフレが進んだ時、それを抑えることができるのでしょうか?
Q4:あまり国債が多すぎると、どこかで円が暴落するのではないですか?
Q6:国債を出しすぎると国債の信用がなくなるのではないのですか?
Q8 しかしそれは日銀による財政ファイナンスと同じで、禁じ手ではないですか?
Q9 財政ファイナンスをするとハイパーインフレになると聞きましたが?
Q15:プライマリーバランス(借金の元利返済以外の支出と収入の一致)は目指さなくていいのですか?